保育園での読み聞かせ
保育園での読み聞かせについて、レポートを頂きました。
(すみません。アップが遅くなり、現在と事情が異なる部分があると思います。)
保育園では、職員の私がボランティアでおはなし会を担当しています。コロナの自粛期間中もおはなし会を続けています。
1人でやってますので、時間は25分程度、素話1つ・手遊び1つ・絵本1冊の言わばミニおはなし会です。 2月のおはなし会の内容は 「ホットケーキ」(素話) 「1・2・3」(手遊び) 「ゆきむすめ」(絵本)。
「ホットケーキ」はいつもならもっと早い時期にやるのですが、今年は運動会が「おだんごぱん」のおはなし運動会だったので、子供たちが混乱しないよう年度の終わりの方に持ってきました。お話が進むにつれ子供たちからは「これ、おだんごぱんと一緒?」「最後食べられちゃうやつだ!」と囁く声が出ていましたが、「オジサンポジサン」「メンドリペンドリ」と面白い名前が出て来るたびに、反応は例年の子供達と同じに大笑いでした。いつも思うのですが、このおはなしの素敵なところは「みんなと一緒に大笑いできる」というところではないでしょうか。自分が面白いと感じることをみんなが面白いと思ってるって、ほんとに楽しいですよね。中には涙を流して転げ回って笑っている子もいました。 これだけ笑った後でしたが、手遊びを挟んで「ゆきむすめ」に入ると子供たちはしん、として聞いてくれました。絵本の最後に、文章には「ゆきむすめはどこに行ったのでしょう?」とあるだけなのですが、子供たちの間からは「とけちゃったんだね」「雪でできてるから…」など声が上がっていました。おはなし会の終わった後、子供たちは園庭に出て「ゆきむすめごっこ」なるものをしていたようです。 短い時間ではありますが、子供たちとの本当に楽しい時間です。コロナの中でもこういう時間を変わらず持ち続けられていることに感謝しています。他の、中止になっている学校読み聞かせやおはなし会や文庫が、一日も早く普通に行えるようになることを願います。
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